1 00:00:08,450 --> 00:00:11,110 あなたがオブジェクト指向プログラミングの初心者でも あるいはエキスパートでも、 2 00:00:11,110 --> 00:00:13,970 この MOOC が気にいるでしょう。なぜなら オブジェクトでプログラミングする方法を変えてしまうからです。 3 00:00:14,190 --> 00:00:17,310 私はステファン・デュカス。そして、 リュック・ファブレス と ダミアン・カスーです。 4 00:00:17,310 --> 00:00:19,090 私たちがこの Pharo の MOOC の講師を務めます。 5 00:00:19,290 --> 00:00:19,970 Pharo とは何か? 6 00:00:19,980 --> 00:00:22,970 Pharo は、動的で純粋な言語で、 あなたに 7 00:00:22,971 --> 00:00:25,490 ユニークな開発体験をもたらします。 そこであなたは 8 00:00:25,490 --> 00:00:27,459 生きたオブジェクトと 常に対話をするでしょう。 9 00:00:27,460 --> 00:00:30,900 Pharo は1つの言語であり、かつ、Smalltalkの伝統に則った オープンソースの環境です。 10 00:00:30,900 --> 00:00:35,640 使っていて楽しく、 エレガントで、そして、とても強力です。 11 00:00:36,080 --> 00:00:37,600 なぜ Pharo はエレガントなのかというと、 12 00:00:37,600 --> 00:00:40,590 シンプルだからです。 構文規則全体が…いいですか、 13 00:00:40,590 --> 00:00:43,529 「全体が」ですよ、1枚のハガキに 書けてしまうのです。そしてオブジェクト指向の 14 00:00:43,530 --> 00:00:46,900 モデルが4行で書けます。 さらに、Pharo とその環境は 15 00:00:46,900 --> 00:00:50,220 Pharo 自身で記述されています。 オブジェクトとメッセージだけで。 16 00:00:50,550 --> 00:00:53,310 だから Pharo を学ぶのは 簡単です。そして 17 00:00:53,310 --> 00:00:55,670 一旦構文を理解したら、 あなたは Pharo の世界全体に 18 00:00:55,670 --> 00:00:58,400 アクセスすることができます。 Pharo は Pharo 自身で記述されているからです。 19 00:00:58,630 --> 00:01:00,780 それが Pharo が 世界の30の大学で 20 00:01:00,780 --> 00:01:03,700 オブジェクト指向プログラミングを 教えるために使われている理由です。 21 00:01:05,430 --> 00:01:07,700 このMOOCで、あなたは Pharo の楽しさを発見するでしょう。 22 00:01:08,240 --> 00:01:10,820 実際、Pharo でプログラミングしていると、 あなたは生きたオブジェクトの世界に 23 00:01:10,820 --> 00:01:13,230 没入するのです。プログラマが コードを修正するたびに 24 00:01:13,230 --> 00:01:16,610 3Dアニメーションが変化して 直ちにプログラムの結果を 25 00:01:16,610 --> 00:01:17,200 見ることができます。 26 00:01:18,240 --> 00:01:21,080 Pharo では、プログラマはオブジェクトを修正したら 直ちにフィードバックを得ることができます。 27 00:01:21,250 --> 00:01:24,630 ウェブアプリケーションや 2次元や3次元のグラフィックスや 28 00:01:24,760 --> 00:01:27,630 ネットワークや、コード自身さえも そういったオブジェクトで表現されています。 29 00:01:28,090 --> 00:01:30,400 Pharo では全てがオブジェクトなのです。 30 00:01:30,820 --> 00:01:32,930 この MOOC では、Pharoはまた、 様々な企業でも使われている言語だと 31 00:01:32,930 --> 00:01:36,370 いうことを理解するでしょう。 32 00:01:36,640 --> 00:01:38,550 いくつかの成功事例は Pharo のウェブサイトで 33 00:01:38,550 --> 00:01:39,590 見ることができます。 34 00:01:41,770 --> 00:01:44,520 この MOOC では、Pharo の ウェブスタックを説明します。 35 00:01:44,530 --> 00:01:46,850 このスタックがウェブアプリケーションの 設計を革命的に変えていることを 36 00:01:46,850 --> 00:01:49,340 あなたは理解するでしょう。 この MOOC を通じて、あなたは 37 00:01:49,340 --> 00:01:51,590 全てがPharoで記述されたウェブアプリケーションを デプロイすることになるでしょう。 38 00:01:51,780 --> 00:01:54,450 さらに、我々は、 プログラミングの基礎原理に立ち返って 39 00:01:54,450 --> 00:01:57,560 Pharo がそれに則っていることを示します。 40 00:01:58,020 --> 00:02:00,460 ウェブアプリケーションのより良い設計のための コーディングのイディオムや 41 00:02:00,460 --> 00:02:01,620 デザインパターンを示します。 42 00:02:02,220 --> 00:02:04,540 それらの概念は、Pharo だけでなく あらゆるオブジェクト指向言語に 43 00:02:04,590 --> 00:02:05,250 適用できます。 44 00:02:06,400 --> 00:02:08,750 さらに、あなたは沢山の資料への アクセスを得るでしょう。たとえば 45 00:02:08,750 --> 00:02:11,370 「Pharo by Example」という書籍は Pharo のウェブサイトで入手できます。 46 00:02:11,620 --> 00:02:14,480 エキスパート向けには、 この MOOC はオブジェクト指向プログラミングの 47 00:02:14,480 --> 00:02:17,200 基礎原理の新しい見方を示します。 48 00:02:17,430 --> 00:02:19,540 (例えば、遅延束縛や 多態性です) 49 00:02:20,020 --> 00:02:23,520 この MOOC に参加して、 今までと違うオブジェクト指向プログラミング 50 00:02:23,520 --> 00:02:25,900 Pharoの世界を発見、または、再発見して みませんか?