1 00:00:01,350 --> 00:00:04,550 このビデオでは Nautilusでの小技をお見せします。 2 00:00:06,450 --> 00:00:09,370 ちなみに Nautilus(ノーチラス)は 3 00:00:09,370 --> 00:00:11,500 ジュール・ベルヌの「海底2万海里」 に出てくる潜水艦の名前です。 4 00:00:11,500 --> 00:00:14,420 Nautilus は海中を航海できるので 5 00:00:14,420 --> 00:00:15,490 Pharo にとてもとてもピッタリなのです。 6 00:00:16,920 --> 00:00:18,430 OrderedCollection クラスを見てみましょう。 7 00:00:25,260 --> 00:00:28,070 Collection-Sequenceable パッケージで 定義されています。 8 00:00:30,040 --> 00:00:32,500 このパッケージには システムのコアなクラスがいくつか入っています。 9 00:00:32,500 --> 00:00:36,400 Array(配列)クラスやInterval(区間)や LinkedList(連結リスト)があります。 10 00:00:36,960 --> 00:00:40,070 このパッケージを見れば 11 00:00:40,070 --> 00:00:42,840 OrderedCollection クラスがあり そのサブクラスに SortedCollectionがあります。 12 00:00:42,840 --> 00:00:47,280 ほかには 13 00:00:47,280 --> 00:00:51,390 グラフィカルには表示されませんが 14 00:00:52,380 --> 00:00:55,800 OrderedCollection は SequenceableCollection のサブクラスです。 15 00:00:57,920 --> 00:00:59,820 ときどき 16 00:00:59,820 --> 00:01:02,390 スーパークラスの中だけを 辿って見たいことがあります。 17 00:01:02,390 --> 00:01:04,410 どのメソッドが再定義されているかとか そういうことです。 18 00:01:06,160 --> 00:01:09,510 そのためには Inheritance をクリックしてください。 19 00:01:13,110 --> 00:01:16,120 つまり階層を見るのです。 OrderedCollectionのスーパークラスの 20 00:01:17,140 --> 00:01:20,430 SequenceableCollection と その階層が見えます。 21 00:01:23,450 --> 00:01:26,550 また、OrderedCollectionのサブクラスで 他のパッケージに格納されている 22 00:01:26,990 --> 00:01:29,950 他のサブクラスが見えます。 そして 23 00:01:29,950 --> 00:01:32,210 SortedCollection はOrderedCollectionの サブクラスだとわかります。 24 00:01:33,050 --> 00:01:37,660 黒字で表示されているので これは 25 00:01:37,660 --> 00:01:40,210 OrderedCollectionと同じパッケージです。 26 00:01:41,190 --> 00:01:46,090 同じようにブラウズして 27 00:01:46,090 --> 00:01:47,850 他のパッケージに格納されている メソッドを見ることができます。 28 00:01:50,490 --> 00:01:55,230 ここで スーパークラスを見ている時に 29 00:01:55,230 --> 00:01:56,890 このモードを選択するのをやめたら どうなるでしょう? 30 00:01:57,340 --> 00:02:00,330 そのクラスのパッケージが見えます。 31 00:02:00,650 --> 00:02:03,450 つまり、SequenceableCollection クラスが 32 00:02:03,450 --> 00:02:04,440 Collection-Abstract パッケージに 格納されています。 33 00:02:05,470 --> 00:02:08,180 ではここでもう一度 Inheritanceを見たらどうでしょう。 34 00:02:08,180 --> 00:02:12,490 SequenceableCollection の 全てのサブクラスと全てのスーパークラスが 35 00:02:12,490 --> 00:02:13,480 見えます。 36 00:02:14,570 --> 00:02:17,990 SequenceableCollection は 37 00:02:17,990 --> 00:02:20,640 同じパッケージのCollection を継承して 38 00:02:20,640 --> 00:02:25,260 同じパッケージの ArrayedCollectionを定義しています。 39 00:02:25,260 --> 00:02:27,490 階層がとても大きいことがわかります。 40 00:02:27,490 --> 00:02:30,620 OrderedCollection を探さなければなりません。 OrderedCollection はここにありました。 41 00:02:30,650 --> 00:02:34,190 さて また OrderedCollection を選択して 42 00:02:34,190 --> 00:02:36,700 また Inheritance をクリックしたら 43 00:02:36,700 --> 00:02:39,390 元のパッケージである Sequenceable に戻ります。 44 00:02:40,860 --> 00:02:42,440 スタート地点に戻りました。 45 00:02:43,810 --> 00:02:46,670 ここでお見せしたのは Nautilus を使って 46 00:02:46,670 --> 00:02:50,260 パッケージを無視して 継承に従ってブラウズできることです。 47 00:02:50,610 --> 00:02:54,130 ただし今どのパッケージをブラウズしているか 表示しながら。