1
00:00:00,160 --> 00:00:02,960
こんにちは。
このコースは少し趣向が変わっています。

2
00:00:03,120 --> 00:00:06,680
いくつか質問を出します。
来週にむけた演習問題です。

3
00:00:06,840 --> 00:00:09,840
このセッションは

4
00:00:10,000 --> 00:00:13,000
このオープンオンラインコースがあなたに期待する
ことを示す最初のセッションです。

5
00:00:13,160 --> 00:00:15,960
それは、演習をすることです。
面白いですよ。

6
00:00:16,120 --> 00:00:18,400
どんな演習でしょう？3つの演習があります。

7
00:00:19,120 --> 00:00:22,440
実装を求める問題もありますし
実装を求めない問題もありますが

8
00:00:22,600 --> 00:00:26,480
一番大事なのは
問題の意図について考えることです。

9
00:00:26,640 --> 00:00:28,480
では演習問題を見てみましょう。

10
00:00:28,640 --> 00:00:31,960
1問目は真偽値 true と false があり

11
00:00:32,120 --> 00:00:35,080
メッセージやオブジェクトがありますが
どうやって not を実装しますか？

12
00:00:35,240 --> 00:00:36,680
notはとても単純なメッセージです。

13
00:00:36,840 --> 00:00:41,720
false に not メッセージを送ると
true が返ってきます。

14
00:00:41,880 --> 00:00:46,400
true に not メッセージを送ると
false が返ってきます。

15
00:00:46,560 --> 00:00:49,840
難しいことではありません。
しかし、どうやって実装しますか？

16
00:00:50,720 --> 00:00:52,960
2問目は or についてです。

17
00:00:53,120 --> 00:00:57,240
Pharo では or は | です。
Pharo の実装からいくつか例題をとってきました。

18
00:00:57,400 --> 00:01:00,840
ズルはしないでください。
実際にどう実装されているかを見ないでやってください。

19
00:01:01,000 --> 00:01:03,920
もう一度言いますが、真偽値があります。
true と false です。

20
00:01:04,080 --> 00:01:05,880
オブジェクトとメッセージがあります。

21
00:01:06,040 --> 00:01:09,160
true | true は true です。

22
00:01:09,320 --> 00:01:12,480
true | false は true を返します。
true | の次がなんでも true を返します。

23
00:01:12,640 --> 00:01:14,920
false も同様です。

24
00:01:15,080 --> 00:01:18,280
これをどう実装しますか？

25
00:01:18,440 --> 00:01:22,720
以上の2問は紙に書いてみてください。

26
00:01:23,840 --> 00:01:27,560
3問目は
「なぜそれを演習にしているのか？」です。

27
00:01:27,720 --> 00:01:31,600
「この先の人生、真偽値を実装することなんて
1度もない」と思っているでしょう。

28
00:01:31,760 --> 00:01:33,760
その通りでしょう。

29
00:01:33,920 --> 00:01:36,640
3値論理を扱わなければならなくなったら
話は別ですがね。

30
00:01:36,800 --> 00:01:39,680
true と false そして unknown です。

31
00:01:39,840 --> 00:01:41,200
どう実装しますか？

32
00:01:41,360 --> 00:01:46,160
「こんな演習はムービー容量の無駄だ」
と思っていることでしょう。

33
00:01:46,320 --> 00:01:50,520
先進的なプログラミングの学習には
とても重要な疑問です。

34
00:01:50,680 --> 00:01:55,360
理由は必ずあります。
次週その理由を説明します。

35
00:01:55,520 --> 00:01:56,720
楽しんでください。