1 00:00:01,380 --> 00:00:02,920 このビデオでは レポジトリにコミットされた 2 00:00:03,087 --> 00:00:05,590 パッケージのバージョン間の差分を 3 00:00:07,130 --> 00:00:10,000 ブラウズできることをお見せします。 4 00:00:10,167 --> 00:00:12,730 ローカルレポジトリを使います。 つまり SmalltalkHub は使いません。 5 00:00:12,897 --> 00:00:15,170 ローカルレポジトリを使って 6 00:00:15,337 --> 00:00:16,760 チーム作業でコードの差分を取ったり 7 00:00:16,927 --> 00:00:21,240 マージしてチーム内で 共有することができます。 8 00:00:22,870 --> 00:00:26,620 Monticello を使います。 実際、こうして 9 00:00:26,787 --> 00:00:30,190 このパッケージのバージョンを たくさん作ってきました。 10 00:00:30,750 --> 00:00:31,800 Open をクリックして レポジトリを開きます。 11 00:00:32,000 --> 00:00:35,960 ここに私のパッケージの 12 00:00:37,000 --> 00:00:37,633 全てのバージョンが表示されます。 13 00:00:38,930 --> 00:00:41,190 さて、最後のバージョンを 14 00:00:41,357 --> 00:00:44,120 ブラウズします。 15 00:00:44,287 --> 00:00:46,260 つまりレポジトリにあるパッケージの 中に何があるのかを見たいと思います。 16 00:00:46,427 --> 00:00:49,050 Browse すれば パッケージの最新バージョンを 17 00:00:49,217 --> 00:00:53,000 見ることができます。 18 00:00:53,340 --> 00:00:55,060 また、拡張を見ることもできます。 既存のクラスへの拡張です。 19 00:00:55,227 --> 00:00:55,860 20 00:00:56,027 --> 00:00:57,430 ここで古いバージョン たとえばこれを 21 00:00:57,597 --> 00:01:00,640 ブラウズすると 22 00:01:00,807 --> 00:01:04,060 クラスが 2 つしかなく 拡張もないことがわかります。 23 00:01:04,227 --> 00:01:07,360 既にお見せした通り サーバ上に公開したものを見て 24 00:01:08,260 --> 00:01:11,930 中身を見ることができます。 25 00:01:13,530 --> 00:01:15,750 また、イメージ上には 最新のバージョンがあります。 26 00:01:15,917 --> 00:01:17,160 これらの差分を見ることができます。 27 00:01:17,327 --> 00:01:19,270 つまり、指定したイメージと 28 00:01:19,437 --> 00:01:23,930 現在ロードされているものの 差分を見ることができます。 29 00:01:25,270 --> 00:01:27,240 これを見ることで このパッケージをロードしたら 30 00:01:27,407 --> 00:01:30,930 これらのメソッドが削除されてしまう ということが判ります。 31 00:01:31,400 --> 00:01:32,820 もちろん、それらのメソッドを 見たいわけです。 32 00:01:33,860 --> 00:01:35,350 ここで History ボタンを使うと 33 00:01:35,517 --> 00:01:39,850 例えばバージョン 7 と バージョン 4 の間で 34 00:01:40,710 --> 00:01:42,670 何が起きたのかを知ることができます。 35 00:01:43,100 --> 00:01:46,330 バージョン 7 を選んで History ボタンをクリックすると 36 00:01:46,497 --> 00:01:48,540 いくつかのバージョンが表示されます。 37 00:01:49,000 --> 00:01:51,090 バージョン 4 を選ぶと 38 00:01:51,257 --> 00:01:53,520 バージョン4 と 39 00:01:53,687 --> 00:01:55,170 バージョン 7 の差分を 見ることができます。 40 00:01:55,910 --> 00:01:58,400 すると、その間にやったことが ここに表示されます。 41 00:01:59,150 --> 00:02:01,160 ここでは単に色々なものを追加しただけ なのですが 42 00:02:01,327 --> 00:02:03,910 もし修正があれば 43 00:02:04,077 --> 00:02:08,210 例えばメソッドのプロトコルを 変更していたら 44 00:02:08,620 --> 00:02:09,300 そういった変更が表示されます。 45 00:02:10,410 --> 00:02:12,170 同じようにして 46 00:02:12,570 --> 00:02:16,890 バージョン 11 と バージョン 8 の間で 47 00:02:19,500 --> 00:02:22,360 何が起きたかを見ることができます。 48 00:02:22,527 --> 00:02:24,130 ここでは + 等を追加しています。 49 00:02:24,800 --> 00:02:26,770 Pharo では 複数メンバーでのプロジェクトを 50 00:02:26,937 --> 00:02:31,490 管理するためのツールが揃っている ということが解ったでしょう。 51 00:02:32,000 --> 00:02:34,100 さらに、SmalltalkHub や SqueakSource のような 52 00:02:34,267 --> 00:02:36,550 システムでアクセス権を管理して 53 00:02:36,717 --> 00:02:40,460 Pharo でのグループ作業を することができます。 54 00:02:40,627 --> 00:02:42,820 ちなみに、Pharo 自体も 55 00:02:43,000 --> 00:02:43,620 こうして開発されてきました。