1 00:00:00,360 --> 00:00:05,800 こんにちは。これが Pharo の世界への 旅の最終章です。 2 00:00:06,080 --> 00:00:09,280 これでこのコースが完結します。 3 00:00:09,720 --> 00:00:11,600 いいですか ハードな部分はもうお終いです。 4 00:00:11,760 --> 00:00:16,160 すでに Pharo のキーになる部分は わかったことでしょう。 5 00:00:16,320 --> 00:00:19,080 本当に色々なことをカバーしてきました。 6 00:00:19,240 --> 00:00:22,080 ただし、まだ残っている ソフトウェア工学の概念もあります。 7 00:00:22,240 --> 00:00:25,640 パッケージ依存性や継続的インテグレーション といったことです。 8 00:00:25,800 --> 00:00:28,400 そういった話は www.pharo.org に行けば見つかります。 9 00:00:28,600 --> 00:00:32,480 コアライブラリの およそ全てを学びました。 10 00:00:32,640 --> 00:00:35,600 まだ学んでいない部分もありますが それは主に拡張部分で 11 00:00:35,760 --> 00:00:38,800 同程度の複雑度を持っています。 12 00:00:39,120 --> 00:00:42,840 そういったことを学ぶには 個別のライブラリについて学ぶ必要があります。 13 00:00:43,520 --> 00:00:46,680 Pharo が 没入型のシステムだということが わかったでしょうか? 14 00:00:47,200 --> 00:00:50,760 いつでもオブジェクトと対話できる ということです。 15 00:00:50,920 --> 00:00:53,920 特に、デバッガでコーディングする といったことです。 16 00:00:54,080 --> 00:00:58,960 デバッガは生産性の鍵となるので しっかりと使ってください。 17 00:00:59,680 --> 00:01:02,320 もう 1 つ、重要なことがあります。 18 00:01:02,600 --> 00:01:06,760 Pharo をビジネスで使うのであれば 助けが必要な時は我々にコンタクトしてください。 19 00:01:06,920 --> 00:01:12,560 Pharo は実際にビジネスをしている 人たちのコミュニティです。 20 00:01:13,120 --> 00:01:16,200 Pharo は若い言語です。 進化をしています。 21 00:01:16,600 --> 00:01:19,240 基盤部分は常に改善され続けています。 22 00:01:19,440 --> 00:01:22,160 コンパイラもツールもライブラリも。 23 00:01:22,440 --> 00:01:25,480 コミュニティも 常に成長を続けています。 24 00:01:25,720 --> 00:01:31,640 このスライドには Pharo の中期ビジョンが示されています。 25 00:01:31,920 --> 00:01:34,520 1-2 年で実現されるであろう 開発計画がリストされています。 26 00:01:34,760 --> 00:01:38,040 簡単に紹介すると スクリプトの文法や 27 00:01:38,280 --> 00:01:41,240 モジュールシステムの改善や 28 00:01:41,480 --> 00:01:44,080 バージョン管理システムの統合や 29 00:01:44,400 --> 00:01:46,280 OSとの統合です。 30 00:01:46,440 --> 00:01:50,920 2 年のうちに これら全てが完成するでしょう。 31 00:01:51,200 --> 00:01:55,400 現在では Pharo はもはや フランスの小さなチームではありません。 32 00:01:55,560 --> 00:02:01,000 世界中に 70 人の常連コントリビューターがいて Pharo を改善しています。 33 00:02:01,200 --> 00:02:04,080 このコミュニティは いくつものプロジェクトを進めています。 34 00:02:04,280 --> 00:02:06,760 全部を知るなんてことは できないほどです! 35 00:02:06,960 --> 00:02:10,000 我々が伝えたいことは あなたも参加できるということです。 36 00:02:10,160 --> 00:02:13,160 他の人たちといっしょに プロジェクトに参加することで 37 00:02:13,320 --> 00:02:16,200 色々なレベルで参加し甲斐があります。 38 00:02:16,400 --> 00:02:19,520 システムに貢献できるのです。 楽しいですよ! 39 00:02:20,720 --> 00:02:24,360 この旅を楽しんでいっぱい学んで いただけたのなら嬉しいです。 40 00:02:24,520 --> 00:02:28,800 あなたの将来でのプログラミングに Pharo が反映されたら幸いです。 41 00:02:29,000 --> 00:02:31,280 Pharo では あらゆるものに手が届きます。 42 00:02:31,440 --> 00:02:35,160 他ではできなくても Pharo ではできることがあります。 43 00:02:35,360 --> 00:02:39,000 いや、Pharo はそれだけじゃない! 楽しくてエレガントで 44 00:02:39,160 --> 00:02:41,320 シンプルでピュアなんです。 45 00:02:41,520 --> 00:02:46,560 実用的なプログラムをしたい開発者には Pharo は 夢のようです。 46 00:02:46,720 --> 00:02:49,080 オブジェクトを教えるのにも 最高です!